シェル:ガスプロムに資産提供も、サハリン2拡大の見返り-関係者

欧州最大の石油会社、英・オランダ 系のロイヤル・ダッチ・シェルは、アジアに持つ資産をロシアのガス 輸出独占企業ガスプロムに提供する可能性がある。世界規模での提携 拡大に向けた交渉の一環で、ロシアでの液化ガス輸出プラントの拡大 と引き換えにする公算があるという。交渉に詳しい関係者が明らかに した。

シェルは、220億ドル(約1兆8100億円)規模の極東でのエネル ギー開発プロジェクト「サハリン2」で3番目の液化天然ガス(LN G)生産プラントを建設し、生産を50%増やしたい考えだ。交渉が非 公開だとして関係者3人が匿名を条件に述べたところによれば、シェ ルはガスプロムの支援を得るため、提供する海外資産を選別している という。

この交渉は、シェルとガスプロムが昨年11月に達した協力拡大で の合意を受けたもの。関係者の1人は、シェルのペーター・ボーザー 最高経営責任者(CEO)とガスプロムのアレクセイ・ミレル社長は、 話し合いに期限を設定していると語った。

2人の関係者はまた、両社が西シベリアの油田データの交換もし ていることを明らかにした。

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