新興市場株は「買い場」、投資家は過剰反応-バンアグトメール氏

「エマージングマーケット(新興市 場)」という用語を1981年に考案したアントワーヌ・バンアグトメ ール氏は、新興市場株について、エジプトの混乱を受けた相場急落で 「素晴らしい買い場」が提供されているとの見解を示した。

同氏はワシントンからブルームバーグテレビジョンのインタビュ ーに答え、「エジプトでは今後事態が悪化するよりも好転する可能性 の方がかなり高い。私は同国について、売る側ではなく、買う側だ」 と語った。

MSCI新興市場指数は年初から2%下落。これに対しMSCI 世界指数は4.8%上げている。調査会社EPFRグローバルによれば、 世界的な新興市場株で運用されているファンドからは、今月2日終了 週に70億ドル(約5760億円)超の資金が流出。エジプトで起きた 反政府デモに加え、商品相場の上昇がインフレに拍車を掛かけるとの 懸念が高まる中、3年ぶりの大幅流出となった。

同氏はさらに、「少なくともこの23年間、同じような状況を何 度も目にしてきた。投資家は政治的な出来事に過剰反応しがちだが、 そうした局面は往々にして資金引き揚げよりも参入の好機だ」と付け 加えた。

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