金の銀に対する相場比率:06年12月以来の低水準-景気回復で

金の銀に対する相場比率が2006年 12月以来の低水準となった。世界の景気回復が力強さを増し、富の保 護手段としての金需要が減退したとの観測が広がっているためだ。

ブルームバーグ・ニュースの算定によると、金1オンスで購入可能 な銀の量は8日、45.88オンスとなった。金現物相場は前日比0.2%高 と0.2%安の間で推移した後、シンガポール時間午後零時34分(日本 時間同1時34分)現在、1オンス当たり1350.97ドルで取引されて いる。銀相場は29.405ドル。

フィリップ・フューチャーズの投資アナリスト、オング・イリン氏 (シンガポール在勤)は「市場では最近、景気に対する楽観的な見方が 高まり、不透明さに対するヘッジ手段としての金需要は減退している」 と指摘。「このため、金相場の上昇が抑制される可能性がある」一方、 工業用需要の拡大により「銀は景気回復の恩恵を受けそうだ」との見方 を示した。

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