豪マッコーリー:利益予想を下方修正、株式相場の不振で-株価下落

オーストラリア最大の投資銀行、マ ッコーリー・グループは2010年10月-11年3月(下期)の利益予 想を下方修正した。株式市場の不振でトレーディング収入が落ち込ん だためと説明した。

マッコーリーの8日の発表資料によると、下期の利益は前年同期 の5億7100万豪ドル(約476億円)から約5%減少する見通し。こ れは5億4200万豪ドルに相当する。昨年10月時点では約6億4700 万豪ドルへの増益見通しを示していた。

ニコラス・ムーア最高経営責任者(CEO)は企業の買収・合併 (M&A)や株式発行、トレーディングの回復を期待していたが、こ れらの分野はゴールドマン・サックス・グループやバンク・オブ・ア メリカ(BOA)などの米金融機関の業績を圧迫していた。利益予想 の下方修正を受けてマッコーリーの株価はシドニー市場で下落した。 ムーアCEOが昨年10月29日に利益が前年並みに向かいつつある と述べて以来、同社株は14%上昇していた。

同社によると、株式・リサーチ部門であるマッコーリー・セキュ リティーズの営業成績は10年10-12月期に前年同期比で悪化した。 他部門は全て改善したという。具体的な数値は開示しなかった。

同社株は一時、前日比で2.6%下落した。現地時間午前11時21 分(日本時間同9時21分)現在、0.9%安の40.86豪ドル。

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