NZのキー首相:歳出削減が金利への圧力を和らげる見込み

ニュージーランドのキー首相は、 政府による歳出抑制の取り組みは、金利への圧力を和らげ、NZドルが 輸出に打撃を与える水準に上昇するのを阻止することを意図していると 述べた。

キー首相は8日に議会で、「政府は、為替相場が過熱するのを避 けるための措置を講じるとともに、歳出における財政規律を図ることで 金利への圧力を和らげ、NZの輸出業者を支援している」と発言した。

首相が新規歳出を抑制し、財政赤字を従来見通しより1年前倒し で解消すると公約していることで、ニュージーランド(NZ)準備銀行 (中央銀行)のボラード総裁は、政策金利を低水準で維持する余地が生 じる。低金利でNZドル安が続き、同国経済の3割を占める輸出を下支 えすると見込まれる。

キー首相は「為替相場が輸出業者の信頼感と競争力に与える役割 を認識している」と言明。「過去にはNZドル高が輸出業者の海外での 競争を厳しくした」と指摘した。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト12人の調査では7人が政 策金利であるオフィシャル・キャッシュレートが7-9月(第3四半期) まで3%に据え置かれると予想。5人が6月の利上げを見込んだ。NZ ドルの対米ドル相場はここ3カ月間で約2%下落している。

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