ヒロセ電株が反落、10-12月期は営業減益-利益率低下は想定外の声

電子部品大手のヒロセ電機株が一時、 前日比3.2%安の8800円と反落。2010年10-12月(第3四半期)の 連結営業利益が前年同期比15%減となるなど足元で業績が停滞、利益 率が低下していることが嫌気された。

ヒロセ電が7日の取引終了後に公表した4-12月決算によると、 連結営業利益は前年同期比21%増の182億円となった。10-12月は同 15%減の51億円。

コスモ証券の西川裕康シニアアナリストは、10-12月の営業利益 率が22.8%と前年同期から4.3ポイント悪化していた点に言及。「フ ァブレスで利益管理のしっかりした当社が、今回10-12月で減益とな ったのはびっくりした」と言う。

このほか会社側は、韓国ヒロセコリアへの出資割合増加に伴い、 企業結合に関する会計基準上の「段階取得に係る差損」約19億円を計 上するとも発表、通期(11年3月期)の連結純利益予想を145億円か ら125億円に引き下げた。これまでの9.3%の増益予想が一転、5.8% の減益予想となる。

西川氏は、「スマートフォン(高機能携帯端末)やタブレッドPC の普及拡大を受けて、ヒロセ電主力のコネクタの需要は伸びるとは思 うが、利益水準の低下は残念で気掛かりだ」と話していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE