1月の銀行貸出は14カ月連続の減少、前年比1.9%減(Update1)

企業の資金需要の低迷が続いている ことに加え、企業が手元資金を厚めに保有する動きもあり、1月の銀 行貸し出しは2009年12月以来14カ月連続で減少した。

日本銀行が8日発表した貸出・資金吸収動向等によると、銀行貸 出平均残高は前年同月比1.9%減、銀行・信金計の貸出平均残高は同

1.8%減、貸出債権の償却や流動化など特殊要因を調整した銀行貸出平 均残高は同1.6%減だった。いずれも14カ月連続の減少。

日銀金融機構局の清水誠一金融モニタリング課長は「資金需要は 設備資金、運転資金ともに依然低調だ。企業が手元資金を厚めに保有 する動きにも変化はない」としている。日銀は1月の金融経済月報で 「企業の運転資金需要、設備資金需要とも後退しているほか、一部に これまで積み上げてきた手元資金取り崩しの動きもみられている」と 指摘。銀行貸し出しは「減少している」との判断を据え置いた。

日銀が同時に発表した同月の通貨供給量「マネーストック統計」 によると、代表的指標である「M2」の平均残高は前年比2.3%増加 し、ゆうちょ銀行などの預貯金を加えた「M3」は同1.8%増加した。 広義流動性は同0.1%減少した。

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