米国:吹雪による欠航が最多-航空業界の損失490億円超える可能性も

米国では航空各社の天候関連の損 失が計6億ドル(約490億円)を超える可能性がある。吹雪の影響に より欠航した便数は、米政府が統計を開始した1987年以降で最多とな っている。

フライトスタッツとフライトアウェア・ドット・コムの調査員によ ると、米国ではシカゴのオヘア国際空港などの空港が積雪に覆われ先週 だけで約2万便が欠航となった。オヘア国際空港はユナイテッド・コン チネンタル・ホールディングスとアメリカン航空のハブ空港の1つ。航 空調査両社の統計によると、昨年11月1日以降の欠航は計8万9884 便に上る。

投資家向けに財務モデルを構築するエアラインフォーキャスツのボ ーン・コードル氏は、各便の欠航による損失の平均を7000ドルと試 算。この推計に基づけば、航空会社の売上高の純損失は計約6億2900 万ドルに達する。

LECG(マサチューセッツ州)の航空エコノミスト、ダニエル・ カスパー氏は「このような状態が続けば事態は悪化するだろう」と指 摘。「既に厳しい状況だが、まだ2月の初めだ」と述べた。

米気象庁(NWS)は7日と10日に、デルタ航空最大のハブ空港 であるアトランタで雪が降る可能性があると予報。アメリカン航空最大 のハブ空港であるダラス・フォートワース国際空港では8日遅くと9日 にみぞれと雪が降ると予想されており、欠航は今週増える可能性があ る。

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