ブラジル株:小幅高、なお5カ月ぶり安値圏で推移-石油株が安い

7日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数は小幅高となったものの、なお5カ月ぶりの安値圏に とどまった。エコノミストらがインフレ予想を下方修正したが、石油 関連株が売られ、全体の上値は重かった。

上場衣料品小売り会社でブラジル最大手のロジャス・レナーと同 国最大のタバコ会社、ソウザ・クルズが高い。金利先高観の後退で、 内需の恩恵を受ける企業の見通しが上向いた。一方、ニューヨーク原 油相場の下落を受けて、ブラジル石油公社(ペトロブラス)と同国の 資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石油会社OGXペトロリ オ・エ・ガス・パルチシパソンエスは下落した。

ボベスパ指数は前週末比0.1%高の65362.04で終了。指数構成銘 柄のうち値上がりは50銘柄、値下がりは18銘柄。同指数は先週まで 3週連続で下落し、1年ぶりの長期下落局面となった。通貨レアルは

0.3%安の1ドル=1.6795レアル。

インベストポルト(サンパウロ)で1億6000万レアル(約79億 円)相当の運用に携わるミレラ・ラパポルト氏は「不動産株について は引き続きかなり楽観視している」と説明。「ブラジルでの多くのポー トフォリオ入れ替えなどがしばらく続くだろう」と述べた。

ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に4日実施した 調査によると、2012年のインフレ率予想(中央値)は4.61%と、前週 の4.70%を下回った。エコノミストらがインフレ見通しを下方修正す るのは3週間ぶりとなる。

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