アジアのインフレ対策には「緊迫感」欠如、早急に利上げを-ローチ氏

モルガン・スタンレー・アジアの スティーブン・ローチ会長は、物価上昇に対するアジアの取り組みに は「緊迫感」が欠けているとして、政策当局者はインフレ期待の抑制 へ一段と積極的に利上げを実施する必要があると指摘した。

ローチ会長は7日付のリポートで、輸出に依存するアジア各国の 当局者は世界的な需要低迷で成長が損なわれると恐れて、迅速な金融 引き締めに消極的になっているとの認識を示した。

同会長は「唯一効果的なインフレ対策は、政策金利を抑制的な領 域へと導く積極的な金融引き締めを伴う」と記述。「引き締めの先延 ばしが長引けば、最終的な政策調整および成長や雇用への影響はその 分痛みを伴うものになる。インフレはコア指数も含めて加速の経路を 進んでいる。アジアの中央銀行にはこれ以上後手に回る余裕はない」 と続けた。

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