EU:中国製コート紙に最高16%の関税計画-初の対中反補助金課税

欧州連合(EU)は中国製コート 紙に対し最高16%の輸入関税を課す計画だ。中国政府による不当な補 助金に対抗するためで、実現すればEU初の対中反補助金課税となる。

EUの行政執行機関である欧州委員会は、本やパンフレット、雑 誌に用いられる上質コート紙を扱う中国の輸出業者への補助金は不当 として、期間5年の相殺関税導入案を提示した。同提案は、サッピな ど欧州のメーカーが求める関税導入の必要性に関する3日付の報告書 で示された。

欧州委は報告書で、「中国の輸出支援によって欧州のメーカーが 一段の損害を被るのを防ぐため、補助金に対抗する措置を導入すべき だ」との見解を示した。ブルームバーグ・ニュースが同報告書を入手 した。報告書は、EUが5月17日を期限に反ダンピング(不当廉売) 課税を最終決定する際のたたき台となる。EUは昨年11月、中国製 コート紙に対し、暫定的に最高39.1%の反ダンピング関税を課してい た。

中国に対し、反ダンピングおよび反補助金課税措置を求める欧州 のメーカーには、南アフリカ共和国に本拠を置くサッピのほか、ドイ ツのパピールファブリック・ショイフェレンやスペインのレクタ、イ タリアのブルゴ・グループなどが含まれる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE