BHPとヴァーレ、リオ通期利益合計、過去最高か-製鉄会社と明暗

世界最大の鉱山会社、BHPビリト ンとヴァーレ、リオ・ティントが今年公表する通期利益の合計は過去 最高の520億ドル(約4兆2700億円)となりそうだ。これら3社は大 口顧客に犠牲を強いることで利益の伸びを加速させている。

ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によると、鉄鉱石の3 大輸出企業の通期利益は、2007年と比べて平均66%増加する見通し。 世界最大の鉄鋼メーカー、アルセロール・ミタルと中国の宝山鋼鉄、 韓国のポスコ、新日本製鉄の利益は逆に平均31%減少するとみられる。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチによれば、今年 4-6月(第2四半期)にピークに達するとみられる鉄鉱石と原料炭 のコスト上昇を価格転嫁できない場合、鉱山会社との格差が今年1- 6月(上期)はさらに拡大する公算が大きい。鉱山会社は昨年、鉄鉱 石価格の改定方式を長年続けてきた年間ベースから四半期ベースに変 更しており、鉄鋼メーカー側は対応に苦しんでいる。

エボリューション・セキュリティーズ(ロンドン)の金属・鉱業 担当ディレクター、チャールズ・カーノット氏は「劇的な影響があっ た」とした上で、鉱山会社は「著しい利益の伸び」が見込まれると指 摘した。

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