HSBC、カタール中銀と協議-イスラム金融サービス中止命令めぐり

カタールの中央銀行はイスラム法 (シャリア)に準拠していない国内の金融機関に対し、イスラム金融 サービスの提供をやめるよう命じた。この命令について、欧州最大の 銀行、英HSBCホールディングスは説明を求めている。

事情に詳しい関係者1人によると、中銀は1日付の文書で、シャ リアに準拠しない金融機関に対し、イスラム金融サービスを提供する 支店を年内に閉鎖し、それら支店での預金の受け入れを即時停止する よう命じた。命令がまだ公開されていないことを理由に匿名を条件に 語った。中銀関係者はコメントを控えた。

HSBCのイスラム金融部門、HSBCアマナは電子メールで6 日配布した資料で、「実施可能な解決策」を見つけるため中銀と協議中 だと明らかにした。同資料によれば、HSBCは1954年からカタール で事業を手掛けており、「規制当局と強固で前向きな関係を築いて きた」と説明している。

中銀の決定が業績への追い風となるとの観測で、カタールのイス ラム金融機関の株価は6日の取引で上昇。マスラフ・アル・ラヤンは 2008年以来の高値を付けた。

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