アステラス薬:米オプティマーの抗菌薬、欧州・中東での販売権獲得

アステラス製薬は米オプティマー・ ファーマシューティカルズが治験中の抗生剤「フィダキソマイシン」 を欧州、中東、一部アフリカ、中央アジア地域で販売する権利獲得の ため、最大2億2400万ドル(約184億円)を支払うことで同社と合意 した。

両社の発表資料によると、アステラスはまず6800万ドルを支払い、 フィダキソマイシンが複数の国で承認を得て、商業ベースでの一定目 標に達した場合に、最大1億5600万ドルを支払う。同医薬品はクロス トリジウムディフィシル菌の院内感染治療薬。

オプティマーのジョン・プランティ最高財務責任者(CFO)は 4日の電話インタビューで、同社はフィダキソマイシンを米国で販売 する計画だと述べた。同CFOによれば、米当局は5月30日までに承 認の是非を示す可能性があり、3カ月以内に出荷を開始できる見通し。

米疾病管理予防センター(CDCP)によると、クロストリジウ ムディフィシルは入院中の年配者への感染が大半で、米国で1年間に 約50万人が感染し、3万人が死亡する原因となっている。

2日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メデ ィシンに掲載された研究成果によれば、オプティマーのフィダキソマ イシンは菌の感染防止効果が既存医薬品と同程度である上に、再発防 止効果が既存薬を上回るという。

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