英中銀は政策金利据え置きを、景気回復力は依然弱い-商業会議所

英国の景気回復は依然として「脆 弱(ぜいじゃく)」であるため、イングランド銀行(英中央銀行)は 今週開催の金融政策委員会(MPC)で政策金利を据え置くべきだ。 英商業会議所(BCC)がこう主張した。

BCCのチーフエコノミスト、デービッド・カーン氏は6日、電 子メールを通じた発表資料で、「明るいニュースを受けて、現状に満 足するという見当違いに陥るべきではない」と指摘。「景気は今なお 脆弱」との認識を示した。

今月発表された1月の英製造業とサービス業のPMI指数は、昨 年10-12月(第4四半期)のマイナス成長後、同国の景気回復が再 び勢いを得てきた可能性を示唆している。インフレ率はイングランド 銀が目標とする2%の2倍近くに達しているものの、利上げをすれば 「景気回復を妨げる恐れがある」とBCCは指摘した。イングランド 銀は、現地時間10日正午(日本時間同日午後9時)に政策決定の内 容を発表する。

英インフレ率は昨年12月に3.7%に加速。BCCはエネルギ ー・食品の値上がりを背景に「4.5%に向かって」上昇すると予想し た上で、それは「一時的なもの」だとし、イングランド銀は少なくと も今年半ばまで耐える「勇気を持つ」必要があると訴えた。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト62人を対象 とした調査では、全員が今回のMPCで過去最低の政策金利0.5%の 維持が決定されると予想。また別の調査では、資産買い取りプログラ ムの規模も2000億ポンド(約26兆5000億円)に据え置かれると みられている。

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