仏サノフィ:米ジェンザイム買収に向け資産精査を継続中

仏製薬会社サノフィ・アベンティ スは、米ジェンザイムの買収に向けたデューデリジェンス(資産査定) を継続している。サノフィの広報担当者が6日、電話インタビューで 語った。

事情に詳しい関係者4人はこれに先立って、両社がジェンザイム 買収を承認する可能性が高く、1株当たり約74ドル(約6100円) の買収価格と、同社の医薬品の業績と連動する追加的な支払いの可能 性について協議していることを明らかにした。発表は7日にも行われ る公算があるという。

サノフィの広報担当ジャンマルク・ポドバン氏は電話インタビュ ーで「これまでに指摘したように、われわれはジェンザイムとの秘密 保持契約に署名しており、非公開情報の審査を継続している」とし、 「それ以上のコメントはない」と述べた。

サノフィは、主力商品の一部が後発医薬品(ジェネリック)との 競争に直面する中、ジェンザイム買収が売り上げの目減りを補うのに 寄与すると見込まれる。サノフィは遺伝性の難病向け医薬品で世界最 大手のジェンザイムから、ファブリー病やゴーシェ病、ポンペ病の治 療薬を傘下に収めることになる。

米紙ウォールストリート・ジャーナルが6日、事情に詳しい複数 の関係者の話を引用して伝えたところでは、サノフィによる財務と施 設の精査が予想以上に時間がかかっているが、両社は今週の早い時期 での合意を引き続き確信している。両社の取締役会は同日、協議の進 展状況について会議を開くが、採決は予定されていないという。

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