エジプト副大統領が野党と権力移行で会談-米国務長官が支持表明

エジプトのスレイマン副大 統領は、9月の選挙前のムバラク大統領からの権力移行を協議 するため野党指導者と協議した。権力移行のプロセスは米政府 や同盟国も支持を表明している。

スレイマン副大統領は5日、カイロで新ワフド党などの指 導者と会談。与党国民民主党(NDP)では、ムバラク大統領 の次男ガマル氏が政策委員長を辞任した。

同副大統領は6日に憲法修正の準備を目的とした25人で 構成する委員会のメンバーを指名する、とエジプト国営のア ル・アハラム紙は報じた。同国野党は大統領選への立候補を困 難にしている憲法上の制約を緩和するよう求めている。

米政府もこうした動きを支持するとともに、同国に圧力を 掛け続けている。クリントン米国務長官はミュンヘンでの会合 で、「現在事実上スレイマン副大統領がトップであるエジプト 政府が公表した権力移行のプロセスを支持することが重要だ」 との見解を表明した。

エジプトの首都カイロ中心部のタハリール広場でのデモは 5日で12日目となったが、広場は秩序を取り戻している。エ ジプト政府の公式発表によると、今月2、3両日のムバラク大 統領支持派と反対派の衝突では、11人が死亡した。

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