NY原油(4日):続落、米雇用者の伸び悩みを嫌気-需要先行きに不安

ニューヨーク原油先物相場は続落。 1月の雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を大幅に下回った ことから、世界最大の石油消費国である米国で需要が落ち込むとの懸 念が再燃した。

1月の雇用者数の伸びは3万6000人にとどまり、ブルームバー グニュースがまとめたエコノミストの予想中央値である14万6000 人に大きく及ばなかった。エネルギー省が2日に発表した週間統計で は、ガソリンの在庫がほぼ18年ぶりの高水準に増加した一方で、需 要は減少した。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)の エネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は、「石油製品市場が原 油相場を圧迫している」と指摘。「雇用統計は職を得た人の数が予想 ほど多くなかった一方、職探しをあきらめた人が多かったことを示し ており、消費者の需要の先行きに不安を与えるものだった。すでに需 要は弱い状況にあり、在庫はかなり高い水準に積み上がっている」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比1.51ドル(1.67%)安の1バレル=89.03ドルで終了した。 週間では0.3%値下がり。過去1年では22%値上がりしている。

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