UBSを米証券取引委が提訴も-プエルトリコの職員年金基金債めぐり

スイス最大の銀行、UBSがプエル トリコで2008年に債券15億ドル(現在のレートで約1200億円)を引 き受けた案件で、この債券を買い入れた投資信託の販売業務をめぐり 米証券取引委員会(SEC)が同行を提訴する可能性がある。

UBSが投資家向けリポートで明らかにした。SECのマイアミ 支部は同行のプエルトリコ部門などに対し、法的措置を取る可能性を 通知する「ウェルズ・ノーティス」を出した。通知は08-09年にプエ ルトリコで販売されたクローズエンド型投信の「流通市場での取引と 関連情報の公開」に関するものだった。SECが提訴に踏み切らない 公算もある。

プエルトリコ職員退職年金基金の財務アドバイザーだったUBS は、同基金が08年に実施した29億ドルの起債で主幹事を務め、共同 幹事と共に計2700万ドルの手数料収入を得た。UBSの運用部門は、 同基金債15億ドル相当を購入し、同行の投信20本に割り当てた。

プエルトルコ職員退職年金基金の管理者、ヘクトル・マヨル氏は インタビューに対し、SECから昨年、UBSの同基金債引き受けに 関する文書提出要求を受け、応じたことを明らかにした。

UBSの広報担当カリーナ・バーン氏は、同基金債を購入した投 信について「長期資金の優れた投資先だと考えており、法的措置に正 当な根拠がないと信じる理由を記した正式回答をSECに提出した」 と説明した。SECのジョン・ネスター報道官はコメントを控えた。

-- Editors: Josh Friedman, Christian Baumgaertel

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net  Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Sree Vidya Bhaktavatsalam in Boston at +1-617-210-462 sbhaktavatsa@bloomberg.net; David Evans in Los Angeles at +1-323-782-4241 or davidevans@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christian Baumgaertel at +1-617-210-4624 or cbaumgaertel@bloomberg.net.

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