1月の米雇用者数は14.6万人増の見込み、増加ペース加速か-調査

1月の米雇用者の増加ペースは、悪 天候による影響があったものの加速したもようだ。エコノミストらは 米景気回復が力強さを増しつつある様子を示していると指摘している。

ブルームバーグ・ニュースの調査では、4日に発表される1月の 非農業部門全体の雇用者数は前月比14万6000人増が見込まれる(85 社の予想中央値)。2010年12月は同10万3000人増だった。一方、失 業率は9.5%(81社の予想中央値)と前月の9.4%から悪化したとみら れる。

JPモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト(ニュー ヨーク在勤)、マイケル・フェロリ氏は、「1月は雇用のペースが若干 加速し、雇用情勢は年央までにより心強いものになるだろう」と指摘。 その上で、雇用情勢は「米連邦準備制度理事会(FRB)が満足を感 じる水準にはまだ程遠い」と語った。

米労働省が今回の雇用統計の調査を実施した週には、米国の広い 範囲が大雪に見舞われた。企業が一時的に操業を停止したため、1月 の数字が押し下げられた公算は大きい。ドイチェ・バンク・セキュリ ティーズのエコノミストらは、悪天候で雇用者数が7万人減少したと みて、1月の予想を12万5000人増に下方修正した。

米労働省は雇用統計を午前8時半(ワシントン時間)に発表する。 ブルームバーグ調査の予想レンジは、非農業部門雇用者数が前月比 5000人減から23万人増。予想通りとなれば、失業率は1年9カ月連続 で9%を超え、1948年の統計開始以降で最長の高止まり局面となる。

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