アジア株:約2週間ぶり高値に上昇-鉄鋼会社合併や企業業績の改善で

4日のアジア株式相場は上昇。企業 の業績回復を好感して指標のMSCIアジア太平洋指数は約2週間ぶり の高値となっている。合併を発表した新日本製鉄を中心に鉄鋼株が値を 上げた。

新日本製鉄と合併相手の住友金属工業が大幅上昇。利益見通しを上 方修正したソフトバンクも堅調。オーストラリアのQBEインシュアラ ンス・グループはシドニー市場で7.5%高。バンク・オブ・アメリカ (BOA)の保険部門のバルボア買収で合意したのが材料視された。時 価総額で豪銀最大手のコモンウェルス銀行は1%高。同国の中央銀行に よる国内総生産(GDP)成長率の見通し引き上げが手掛かり。

AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者、シェーン・ オリバー氏(シドニー在勤)は、「景気循環は再び正常に戻ったように 見え始めてきている」と指摘。「米国の経済指標が好調な上、極めて素 晴らしい決算発表が出ている。それにより、一段と持続可能な回復軌道 に乗っているとの見方が強まっている」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時22分現在、前日 比0.8%高の140.20。今週に入ってからの上昇率は1.9%。このまま いけば終値ベースで1月19日以来の高値、週間ベースでは年初来の大 幅上昇での取引終了となる。

日経平均株価の午前終値は118円66銭(1.1%)高の1万550円 2銭。

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