米ミネアポリス連銀総裁:米経済は大きな向かい風に直面

米ミネアポリス連銀のコチャラコ タ総裁は、米経済が今年、約3%の成長を続けるものの「大きな向 かい風」に直面するとの認識を明らかにした。

コチャラコタ総裁は3日のミネソタ州セントポールでの講演で、 「米国は極めて厳しいリセッション(景気後退)を切り抜けた」と 述べ、「この衝撃の大きさは、今回のリセッションが政策対応にかか わらず、痛みを伴い、困難なものになるということを意味した」と 指摘した。

コチャラコタ総裁は今年初めて連邦公開市場委員会(FOMC) の投票権を持った。1月25、26日開催のFOMCは、6月にかけて 6000億ドル(約49兆円)の国債購入を推進することを全会一致で 決めるとともに、失業率の低下に向けて景気刺激が依然必要との見 解を示した。

ミネソタ大学での講演原稿によると、同総裁は「米経済には引 き続き2つの大きな向かい風が見られる」と述べ、家計が貯蓄を再 び積み上げる必要があることと、金融機関が資本の保持に集中して いることを挙げた。同総裁は1月11日にも同様の内容の講演を行っ ていた。

今年の米経済成長率については、「4%よりも3%に近くなるだ ろう」と述べ、インフレ率は年内に1.5%程度に上昇すると予測。 失業率は「遅ければ12年末まで8%を上回る水準が続く可能性が高 い」と語った。

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