CCC株ストップ高気配、MBOで非公開化へ-1株600円

CDやDVDレンタル、販売などで 首位の「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・ クラブ株が、制限値幅いっぱいのストップ高水準で買い気配。同社は 3日、経営陣が参加する自社買収(MBO)で株式を非公開化すると 発表した。買付価格は1株当たり600円に設定され、同水準へのさや 寄せを見込む買いが膨らんだ。

午前10時44分現在の気配値は、前日比80円(17%)高の541 円で、注文状況は差し引き8700万株を超す買い超過。

同社が3日に発表したリリースによると、MBOに際し、CCC の増田宗昭社長が代表取締役を務める「MMホールディングス」が1 株当たり600円で4日から株式公開買い付け(TOB)を行い、買付 代金は最大で696億円。TOB価格は、3日の終値比で30%高い。

同社IR担当の谷山秀樹氏によると、事業環境は厳しく、中長期 的に事業の抜本改革と戦略的投資が必要と判断しているという。その 際、短期的に利益が減少することも予想され、株主に迷惑をかけるこ ともあり、株式を非公開化すべきとの結論に至ったと同氏は説明した。

抜本的構造改革について、谷山氏は「例えば、配信時代に対応し た『TSUTAYA』の店舗などが考えられる。ただ、映像配信をし ようとすると、過去の記録を資産として持たなければならず、相当資 産が必要となる」と話していた。

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