カナダ・ドル:対ユーロで約2週間ぶり高値、ECBの金利据え置きで

【記者:Catarina Saraiva】

2月3日(ブルームバーグ):3日の外国為替市場でカナダ・ドル はユーロに対して約2週間ぶり高値に上昇。欧州中央銀行(ECB) がこの日の定例政策委員会で政策金利を据え置き、ユーロ買い需要が 減少した。

トリシェECB総裁が政策決定後の記者会見で、インフレリスク は「ほぼ均衡している」と述べたことから、利上げ観測が後退。商品 相場安で高利回り通貨の魅力が薄まる中、カナダ・ドルは対米ドルで は下落した。

ナショナル・バンク・オブ・カナダの外為担当マネジングディレ クター、ジャック・スピッツ氏は、「トリシェ総裁の発言が相場の動き を増幅させた」と指摘。対米ドルで小動きにとどまった主因として、 4日のカナダ雇用統計の発表を控え、市場関係者が様子見姿勢を取っ ていることを挙げた。米雇用統計も4日発表される。

カナダ・ドルはトロント時間午後5時(日本時間4日午前7時) 現在、対ユーロで前日比1%高の1ユーロ=1.3514カナダ・ドル。一 時は1.3479カナダ・ドルと、1月21日以来の高値を付けた。対米ド ルでは同0.3%安の1米ドル=0.9911カナダ・ドル(1カナダ・ドル=

1.0090米ドル)。前日は0.9879カナダ・ドルだった。

カナダ国債相場は下落。10年物国債(表面利率3.5%、2020年6 月償還)利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 して3.42%と、昨年6月以来の高水準。価格は33セント安の100.65 カナダ・ドルだった。

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