ブラジル株:ボベスパ指数は上昇-利上げ懸念くすぶるも鉄鋼株堅調

3日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が今週2回目の上昇となった。インフレ抑制で同国中 央銀行が利上げするとの懸念が高まったものの、鉄鋼株が堅調で指数 全体を押し上げた。

売上高の約3分の1を北米で稼ぎ出す鉄鋼メーカーのジェルダウ が高い。昨年12月の米製造業受注額が予想に反して増加したことが 好感された。ブラジルの資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石 油会社のOGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエスも値上が り。エジプトの混乱が続く中、原油の需給逼迫(ひっぱく)懸念から 買われた。

一方、同国最大のディスカウント小売り、ロジャス・アメリカナ スとネット通販で同国最大手のB2Wコンパニア・グローバル・ド・ バレジョは下落。利上げで与信の伸びと個人消費が抑制されるとの懸 念が売り材料。

ボベスパ指数は前日比0.1%高の66764.84で終了。一時は

0.9%安まで下落した。同指数構成銘柄のうち値上がりは32銘柄、値 下がりは34銘柄。通貨レアルは0.1%安の1ドル=1.6681レアル。

スピネリ・コレトーラ(サンパウロ)のアナリスト、マックス・ ブエノ氏は「米製造業受注額の数字は、米国へのエクスポージャーが 高いジェルダウに恩恵をもたらした」と指摘。ブラジルへの鉄鋼輸入 減少で国内価格の先行きが明るくなっていると説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE