サンタンデール銀の10-12月:4.6%減益-不動産関連で国内低迷

スペイン最大の銀行、サンタンデー ル銀行の2010年10-12月(第4四半期)決算は、純利益が前年同期 比4.6%減少となった。ブラジルと英国で伸びたものの、国内市場の 低迷が響いた。

同行の当局への3日の届け出によれば、純利益は21億ユーロ(約 2370億円)。前年同期は22億ユーロだった。ブルームバーグがエコノ ミスト13人を対象にまとめた予想平均(20億4000万ユーロ)は上回 った。11年の期末配当は1株当たり0.60ユーロと、10年と同水準を 目指す。

スペイン市場での不動産関連の評価損と資金調達コスト上昇が、 サンタンデール銀の業績に悪影響を及ぼした。

ロンドンの投資会社、ラスボーン・ブラザーズでサンタンデール 銀株を含む150億ポンド(約1兆9900億円)相当の資産運用に携わる ジュリアン・チリングワース氏は決算発表前に、「海外事業と国内分野 の対比が鮮明だ。スペインでは不動産に絡む展開で全く動きが取れな くなっている」と述べた。

サンタンデール銀によれば、昨年末現在の中核的自己資本比率は

8.8%。昨年9月時点は8.5%だった。

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