再生可能エネルギー:2050年までに世界需要の95%に-WWF予想

世界のエネルギー需要の95%は 2050年までに風力、太陽光、地熱など再生可能エネルギーで賄われる との見方を世界自然保護基金(WWF)とエコフィスが示した。

WWFとエコフィスが電子メールで発表したリポートによると、今 後40年間で石油、石炭、ガス、原子力発電の比率は5%に低下する見 通し。人口、鉱工業生産、貨物、旅行などが増加しても、エネルギー節 約によって総需要を05年の水準から15%削減することが可能という。

ビルの省エネ化、次世代送電網(スマートグリッド)、風力・太陽 光発電所の建設などへの投資額は35年まで年間3兆5000億ユーロ (約395兆円)が必要となる。

WWFの調査担当エディター兼エネルギー政策担当ディレクター、 スティーブン・シンガー氏(ブリュッセル在勤)は「これは原油、ガス 価格の変動性と気候変動に対する保険だ」と指摘した上で、現在と今後 数年間に商業化される技術で達成は可能だとの見方を示した。

エコフィスはオランダ・ユトレヒトを本拠とするエネルギーコン サルタント会社。

国際エネルギー機関(IEA)は昨年、地球温暖化ガス抑制の達成 のためエネルギーインフラ整備に必要な投資額について35年までに33 兆ドル(約2700兆円)との見通しを示している。

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