日本化株が急反落、電材事業低迷と特損計上-純利益予想を45%減額

工業薬品を手掛ける日本化学工業の 株価が前日比5.6%安の238円まで急反落。2010年8月4日以来、約半 年ぶりの日中下落率を記録した。主力の電材事業が計画を下回っている うえ、生産拠点集約化に伴う特別損失を計上し、今期(11年3月期) 業績予想を下方修正したことが嫌気された。

会社側が2日の取引終了後に公表した業績予想修正によると、連結 純利益は3億3000万円にとどまる見通しで、前回予想の6億円からは 45%の下振れ。前期実績は9億1500万円の赤字だった。無機化学品を 手掛けてきた西淀川工場の機能を愛知工場と徳山工場に集約するにあた り、西淀川の土壌処理で4億5200万円の事業再編損を計上したことが 響く。

売上高予想も456億円から420億円に7.9%引き下げ。電池用正極 材料や回路材料の出荷が想定を下回っているほか、販売単価も落ちてい るという。

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