豪州の12月貿易黒字:2カ月連続で縮小、資源輸出鈍化で

オーストラリアの昨年12月の貿易 黒字は2カ月連続で縮小した。燃料と潤滑油の輸入が増える一方で、 一部の金属鉱石や鉱物資源の輸出が減少した。

豪統計局が3日発表した12月の貿易黒字は19億8000万豪ドル (約1630億円)と、11月の20億8000万豪ドル(改定値)から減少。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト20人の予想中央値 では、16億豪ドルの黒字が見込まれていた。

昨年12月以来の豪雨に伴うクイーンズランド州の洪水の影響で、 1月の輸出が損なわれる可能性がある。同州は国内の原料炭生産の約 80%を占める。

TDセキュリティーズのエコノミスト、ローランド・ランダル氏 (シンガポール在勤)は統計発表前のリポートで、「洪水による輸出へ の一時的影響にもかかわらず、持続的な商品相場の力強さを考えれば、 貿易黒字はピークからは減少しているものの、今後1年間高水準を維 持するだろう」との見方を示した。

12月の輸出はほぼ変わらずの246億豪ドル。金属鉱石と鉱物は 3%減少した。輸入は1%増の226億豪ドル。燃料・潤滑油が17%増 加した。

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