米ビザの10-12月期:16%増益、個人消費拡大が寄与

電子決済ネットワーク世界最大手、 米ビザの2010年10-12月(第1四半期)決算は、前年同期比で16% 増益となった。米個人消費が大幅に拡大したほか、世界的に電子決済 の利用が進んだことが寄与した。

2日の発表によると、純利益は8億8400万ドル(約720億円、 1株当たり1.23ドル)と、前年同期の7億6300万ドル(同1.02 ドル)から増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト31人の1株 利益の予想平均は1.20ドルだった。

電子決済の利用が増え、米個人消費が持ち直す中で、ジョセフ・ ソーンダーズ最高経営責任者(CEO)は、配当や自社株買い戻しを 拡大している。米商務省の先週の発表によると、10年10-12月期の 個人消費は前期比年率4.4%増と、06年1-3月期以来の高い伸びを 示した。

10-12月期の決済件数は15%増の130億件に達した。クレジッ トカードとデビットカードの利用額は為替変動調整済みで8970億ド ルとなり、前年同期比15%増えた。海外での利用額も15%伸びた。

米株式市場でビザの株価は決算発表前の通常取引で、前日比1.39 ドル(2.0%)高の72.09ドルで終了。時間外取引では一時、1.3% 安となった。過去1年間の騰落率はマイナス14%となっている。

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