米国債:30年物利回りは9カ月ぶり高水準付近-非製造業指標控え

米30年物国債利回りは、3日の非 製造業景況指数発表を前に、過去9カ月の最高まであと5ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)に迫る水準で推移している。アナリ ストらは同指数について、米経済の約9割を占める非製造業の活動が 拡大している様子を示すとみている。

過去5カ月、高利回り志向を強めた投資家は債券を敬遠。世界中 で債券相場が下落した。フィデリティ・インベストメンツの資産配分 調査担当ディレクター、リサーチリサ・エンスボマッティングリー氏 と、米連邦準備制度理事会(FRB)のデューク理事は、インフレ率 の低下には近く歯止めがかかる可能性があるとみている。

大和証券投資信託委託で米国債での運用に携わる小宮力氏は、先 進国の利回りは上昇すると予想。世界経済は徐々に改善しつつあると の見方を示した。

BGキャンター・マーケット・データによると、ロンドン時間午 前6時44分(日本時間午後3時44分)現在、米30年国債の利回りは

4.61%。表面利率4.25%、2040年11月償還債の価格は94 1/8となっ ている。2日には利回りが4.66%と、昨年4月27日以来の高水準に 上昇していた。

ブルームバーグのエコノミスト調査によると、米供給管理協会(I SM)の1月の非製造業景況指数は前月比変わらずの57.1となり、 2006年5月以来の高水準を維持する見込み。同指数は50を上回ると 非製造業活動の拡大を示す。

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