スペイン政府:3・5年国債、35億ユーロ発行-入札で調達コスト低下

スペイン政府は3日に国債入札を実 施し、3年債と5年債で計35億ユーロ(約3940億円)を発行した。

18億9000万ユーロの3年債の平均落札利回りは3.254%と、昨年 12月の入札時の3.717%を下回った。スペイン銀行(中央銀行)が発 表した。16億1000万ユーロの5年債の利回りは4.045%で、今年1月 13日の入札での4.542%から低下し昨年11月以来で最低となった。政 府は最大で40億ユーロの調達を計画していた。

欧州の首脳らがソブリン債危機対応策を強化するとの安心感の高 まりを背景に、スペイン債とドイツ債との利回り格差は2日に昨年11 月2日以来の水準に縮小していた。スペインも、年金支給開始年齢の 引き上げや銀行に今年9月までの資本強化を求めるなどで信頼回復に 努めてきた。

ウニクレディトの債券ストラテジスト(ロンドン在勤)、チアラ・ クレモネシ氏は「全体としてほぼ良好な結果に見える」として、「需要 は前回の入札より若干低かったが、依然として十分に堅調だし、調達 コストは良い方向に動いた」と述べた。

3年債の応札倍率は1.95倍(前回は2.27倍)、5年債は1.79倍 だった。

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