NY粗糖:30年ぶり高値-豪サイクロンとインドの豪雨で供給懸念

ニューヨークの粗糖相場は30年ぶ りの高値に達した。主要生産国であるオーストラリアとインドのサト ウキビが被害を受けたことから、世界の供給が需要に追い付かないと の見方が高まったことが要因。

生産者団体によると、豪州のクイーンズランド州に接近したサイ クロン「ヤシ」は砂糖業界にとって5億豪ドル(約410億円)を超 える損失につながる可能性がある。インドの生産者団体によると、同 国のサトウキビ生産は豪雨の影響で予想を下回る見込み。粗糖相場は 昨年6月末以降、2倍以上に上昇している。

スターサプライ・リニューアブルズ(ジュネーブ)のブローカー、 ジェーソン・コール氏は「サイクロンが材料になっている」と指摘。 上昇が続くかどうかは被害の深刻さ次第だろうとの見方を示した。

ICEフューチャーズUS(ニューヨーク)の粗糖先物3月限は 前日比1.35セント(4%)高の1ポンド当たり35.31セント。一時 は36.08セントと、中心限月としては1980年11月以来の高値に達 した。

ロンドンでは白糖先物3月限が25.30ドル(3.1%)高の1トン 当たり844.50ドル。一時857ドルと、少なくとも1989年1月以来 の高値を付けた。

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