ブラジル株:ボベスパ指数は反落-鉱工業生産が予想外の前月比減少

2日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落。同国鉱工業生産の予想に反した減少が影響し たほか、米景気が力強さを増していることで、米当局が世界の経済成 長につながる景気刺激策を引き揚げるとの観測が広がった。

昨年12月の鉱工業生産の前月比減少を受け、港湾運営のポルト X・オペラソンエス・ポルトゥアリアスが安い。時価総額でブラジル 首位のカード決済処理会社シエロと同2位のレデカードも値下がり。 価格激化を理由に、英銀HSBCホールディングスが両社の投資判断 を「オーバーウエート」から「ニュートラル(中立)」に引き下げたこ とが手掛かり。売上高で同国5位の不動産会社、MRVエンジェニャ リア・エ・パルチシパソンエスを中心に住宅建設株も売られた。

ヘッジファンドのテオリカ・インベスチメントスのパートナー、 ロジェリオ・フレイタス氏(リオデジャネイロ在勤)は「鉱工業生産 は予想を下回った」と指摘。「米国は景気回復に伴い利上げを迫られ、 それが多くの流動性を取り除くことになる。そのため投資家がブラジ ルから資金をシフトしている」と述べた。

ボベスパ指数は前日比1.7%安の66688.48で終了。同指数構成 銘柄のうち値下がりは61銘柄、値上がりは8銘柄。BM&Fボベス パ小型株指数は同1.2%安の1326.37。通貨レアルはほぼ変わらずの 1ドル=1.6672レアル。

この日発表された12月のブラジルの鉱工業生産は前月比0.7% 減少。ブルームバーグがアナリスト29人を対象に実施した調査では、

0.9%増(中央値)が予想されていた。前年同期比では2.7%増加し た。

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