NY原油先物(2日):小幅高、エジプト混迷で約2年ぶり高値付近維持

ニューヨーク原油先物相場は小じっ かり。エジプト混迷で中東からの原油輸出が脅かされるとの見方が広 がり、約2年ぶり高値付近を維持した。

エジプト首都カイロでは市中心部にあるタヒリール広場で、ムバ ラク大統領を支持する勢力と反政府のデモ隊が衝突し、暴動が起きた。 これを受けて、ロンドンで取引されている北海ブレント原油は2年4 カ月ぶりの高値に上昇した。エネルギー省の週間在庫統計で原油とガ ソリンが予想以上に増加したことが明らかになると、原油価格は上値 を削らされた。

エネルギー顧問会社、オイル・アウトルックス・アンド・オピニ オンズ(ヒューストン)のカール・ラリー社長は、「誰もがテレビの 画面に釘付けになっており、市場はエジプトからの最新の映像に動か されている」と語る。「何らかの形で危機に収拾がつくまで、原油は 上昇基調となろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比9セント(0.10%)高の1バレル=90.86ドルで終了。先月31日 には日中の価格としては2008年10月7日以来の高値となる92.84 ドルをつけていた。過去1年間では18%値上がりしている。

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