米スタンフォード、ハーバード大への寄付減少-株高でも信頼回復せず

米国の大学で資金集め上位校のス タンフォード大学とハーバード大学は2010年度に得た寄付金が減少し た。株式相場の回復でも寄付する側の信頼回復にはつながらなかった もようだ。

ニューヨークの非営利組織(NPO)、教育支援カウンシル(CA E)が2日公表した報告書によれば、10年6月までの1年間の米国の 大学への寄付金は280億ドル(約2兆2800億円)と、前年度の279億 ドルに比べ0.54%の増加にとどまった。インフレ調整後では0.62%の 減少。スタンフォード大への寄付は6.4%減り5億9900万ドル。ハー バード大は0.78%減の5億9700万ドル。スタンフォード大は6年連続 でハーバード大を上回る寄付金を集めた。

インディアナ大学基金のユージン・テンペル理事長は、米国の大 学への寄付総額が株式相場ほど伸びなかったことについて、寄付者が 自信を取り戻していないことが理由だと指摘した。S&P500種株価指 数は昨年6月末までの1年間に12%上昇した。

テンペル理事長は電話インタビューで「株式相場は劇的に上昇し たものの、元通りの水準に回復したわけではなく、寄付者はかつてほ どの資産を持っていない」と語った。

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