「ユニクロ」売上高1年ぶり高い伸び、86年以来の寒さの1月

衣料品アジア最大手ファーストリテ イリングの1月の国内ユニクロ既存店売上高は、ほぼ1年ぶりの高い伸 び率になった。気温が低く推移して冬物販売が好調だった。

Fリテイリが2日発表した既存店売上高は前年同月比10.7%増と半 年ぶりにプラスに転じ、2009年12月(11.5%増)以来の高い伸びになっ た。冬物が好調だった上、「ウォッシャブルセーター」、「チノパ ン」、「カーゴパンツ」といった春物の立ち上がりも順調だった。客単 価も09年11月以来初めてプラスに転じた。

月次の既存店売上高がプラスになったのは今期(2011年8月期)初 めて。広報担当の長谷太介氏はブルームバーグ・ニュースの電話取材に 「去年品切れだったヒートテックの数量を増やした」などと述べた。気 象庁によると1月の日本の平均気温は、断続的に強い寒気が流れ込んだ 影響で1月としては1986年以来、25年ぶりに低かった。

ジャパンインベストの大和樹彦アナリストはFリテイリについて「 下期V字回復の可能性が出てきた」と話した。既存店売上高がプラスに 転じたことで投資家に安心感が広がるだろうとも指摘した。大和氏の投 資判断は「買い」、目標株価は1万3500円。Fリテイリ株の2日終値は 前日比330円(2.8%)高の1万2250円だった。東証1部で日経平均の上 昇寄与度1位だった。

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