NY原油時間外:下落、90ドル台-在庫増とスエズ運河懸念後退で

ニューヨーク原油先物相場は2日の 時間外取引で下落。米原油在庫が増加した一方、エジプトの政情不安で スエズ運河を経由する供給が中断されるとの懸念が後退した。

前日の通常取引は1.5%下落。スエズ運河関係者によると、運河 通行量は1日220万バレル強と通常通り。米石油協会(API)が発表 した先週の原油在庫は4週連続で増加した。米エネルギー省が2日に発 表する原油在庫も増加することが予想されている。北海ブレント原油と ニューヨーク市場のウエスト・テキサス・インターミディエート(WT I)原油との価格差は拡大した。APIの発表で原油引き渡し地点のク ッシングの在庫が過去最高水準に達したことが嫌気された。

ナショナル・オーストラリア銀行の鉱物・エネルギー担当エコノ ミスト、ベン・ウェストモア氏(メルボルン在勤)は電話で「スエズ 運河の通航が遮断されていないとのニュースが浸透し、エジプトの政 情不安が主要産油国に波及する可能性は比較的小さい。これが原油市 場で若干の売り材料になっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限はシンガ ポール時間午後1時46分(日本時間同2時46分)現在、15セント安 の1バレル=90.62ドルで推移している。前日の通常取引は1.42ドル 安の90.77ドルで引けた。1月31日には2008年10月3日以来の高 値92.19ドルを付けた。前年同期比では17%上昇。

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