アジア株:上昇、指数は約2週間ぶり高値-好決算や米製造業拡大で

2日のアジア株式市場で指標のM SCIアジア太平洋指数は約2週間ぶり高値に上昇。増益決算発表が 相次いだほか、米製造業の拡大が示され、世界の景気回復への信頼感 が高まった。

トヨタ自動車が高い。米自動車販売が持ち直したことが好感され た。カシオ計算機は大幅高。昨年4-12月の連結損益が前年同期の赤 字から黒字に転換した。金属価格の値上がりに伴い、世界最大の鉱山 会社、英オーストラリア系BHPビリトンはシドニー市場で2.1%高。 同業の豪パラディン・エナジーは買収手続き完了を受けて6.6%上昇 した。

日興コーディアル証券エクイティ部の西広市部長は、「米国は低 金利が景気を刺激している上、中国など新興国の高成長の恩恵も受け て着実に回復してきている」と指摘。日本企業も好調で、多くが9カ 月の決算で年間利益の75%以上を稼いだと説明した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前10時57分現在、前日 比1.1%高の138.99。今年に入ってからの下げを取り戻しており、こ のままいけば1月19日以来の高値で取引を終了することになる。指 数構成銘柄のうち値上がりと値下がりの割合は約10対1。業種別指 数は10業種全てが上昇。

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