1月のアジア勢米自動車販売、リコールから回復のトヨタがけん引

【記者:Alan Ohnsman】

2月2日(ブルームバーグ):1月の米自動車販売は、トヨタ自動 車がアジア勢をけん引した。トヨタの販売はアナリスト予想を上回る 伸びを示し、リコール(無料の回収・修理)で一部車種の販売を停止 した1年前からの回復が浮き彫りになった。

トヨタの販売台数は前年同月比17%増となり、ブルームバーグが まとめた4人の予想平均16%増を上回った。ホンダは13%、日産自 動車は15%、韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)は 22%それぞれ増加した。

2010年1月に実施したトヨタにとって過去最大の米国でのリコー ルに伴い、同社はアクセルペダル修理のため、売れ筋のセダン「カム リ」を含む8車種の販売停止に追い込まれた。客離れを受け、この1 年は車両の改良と品質のイメージ回復に努めてきた。

IHSオートモーティブのアナリスト、アーロン・ブラグマン氏 は「トヨタの問題が新年を迎えて消えたわけではない」とした上で、 「製品面では、現時点で強い勢いは見当たらない。トヨタより現代自 動車とフォードの方が、勢いがある」と述べた。

日本と韓国を合わせたアジア勢の1月の米自動車販売台数は16% 増となった。これはゼネラル・モーターズ(GM)、フォード、クラ イスラー・グループの伸び(19%)を下回ると、オートデータは指摘 している。

オートデータによれば、トヨタの1月の米市場シェアは横ばいの

14.1%。ホンダは9.3%と、前年同月(9.7%)から低下。日産も

8.8%と、前年同月を0.2ポイント下回った。

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