DeNA株が急落、足元業績好調も利益率の低下懸念-野村証格下げ

携帯情報サイトを運営するディー・ エヌ・エー株が急反落。ゲーム課金収入が伸び、昨年4-12月の連結 営業利益は前年同期比3.5倍と好調だった。しかし、ロイヤルティー 関連費用も増加しており、中期的に営業利益率が低下すると一部アナ リストが指摘。成長モメンタム(勢い)の鈍化を警戒した売りに押さ れ、前日比5.7%安の2925円まで下げた。

DeNAは1日、2010年4-12月の連結営業利益が前年同期比

3.5倍の404億円だったと発表した。携帯端末向けのゲーム・交流サ イト「モバゲータウン」で提供するソーシャルゲームで使用されるア イテムの販売が順調に増加した。また、今回初めて示した11年3月通 期の営業利益予想は前期比2.6倍の555億円。

野村証券金融経済研究所の丸山祐子アナリストは、「ユーザー数は なお増加しており、高年齢層をターゲットにしたプロモーションが成 功して課金収入を継続的に拡大できている」と、1日付の投資家向け リポートで指摘。ただ、「国内では有名ゲームの比率上昇により、予想 を上回って費用も増大している」点にも懸念を示した。

さらなる成長の可能性の評価に向けては、海外展開での成功確度 上昇を見極めたい、と同氏。野村証では1日付で、DeNAの来期以 降の営業利益見通しを下方修正するとともに、投資判断を「1(買い)」 から「2(中立)」、目標株価を3800 円から3500円に引き下げた。2012 年3月期の連結営業利益は565億円と予想、会社側の今期計画に比べ

1.8%増を見込む。

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