米ニューズ10-12月:前年比2倍超の増益-広告収入が伸びる

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米メディア企業ニューズ・コープ の2010年10-12月(第2四半期)決算は、前年同期比で2倍余りの 増益となった。テレビ番組配給業者からの手数料や広告収入の増加が寄 与した。同社はテレビ局フォックス・ブロードキャスティングや映画会 社20世紀フォックスを傘下に置く。

ニューズの2日の発表資料によれば、純利益は6億4200万ドル (約523億円、1株当たり24セント)となり、前年同期の2億5400 万ドル(1株当たり10セント)から増加した。リストラ費用など一部 項目を除いた1株利益は29セントと、ブルームバーグがまとめたアナ リスト予想の平均(28セント)を上回った。

ニューズ傘下のフォックスは他の放送局と同様に昨年、テレビ番 組配給業者からの手数料徴収に乗り出した。これに加え、インターネッ ト有料購読者向けコンテンツやタブレット型パソコン(PC)専用コン テンツといった新たな収入源は、ルパート・マードック会長兼最高経営 責任者(CEO)が打ち出しているコンテンツの契約料で利益を得よう とする計画の一環だ。

同会長はこの日、米アップルの多機能携帯端末「iPad」専用の 電子新聞「ザ・デイリー」の創刊を発表した。購読料は週99セント、 年間では39.99ドル。ニューズは同電子新聞の立ち上げに3000万ドル を投じ、週当たり約50万ドルの運営費用を見込んでいるという。

10-12月期の売上高は前年同期からほぼ変わらずの87億6000万 ドル。アナリスト予想は87億2000万ドルだった。同社の株価は

2.6%高の16ドルで引けた。年初来では9.9%上げている。

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