ブラジル株:2カ月ぶり大幅高-金属価格上昇とバリュエーションで

1日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が5営業日ぶりに反発し、2カ月ぶり大幅高と なった。商品相場が上昇したほか、同指数構成銘柄の予想株価収益 率(PER)がここ2年余りで最低となったことから買いが先行し た。

鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレが高い。今年の配当として 少なくとも40億ドル(約3250億円)を提案したことが好感された。 金属価格の上昇を受け、中南米最大の鉄鋼メーカーのジェルダウは

4.5%高。パナメリカーノ銀行は23%高。ブラジルの資産家アンド レ・エステベス氏が経営権を握る投資銀行バンコBTGパクチュア ルが、不正会計で調査を受けているパナメリカーノ銀の議決株の過 半数取得で合意したことが手掛かり。

ネオ・ジェスタン・デ・レクルソスの運用担当者のアウグス ト・ランジェ氏は「現在の相場水準からみると、一部セクターは割 安のようだ」と指摘。「ただ、インフレ見通しの不透明感と国際情 勢が抑制要因となっている」と述べた。

ボベスパ指数は前日比1.9%高の67847.34と、昨年12月1日 以来の大幅高で終了。同指数構成銘柄のうち値上がりは49銘柄、値 下がりは19銘柄。前日の取引では、同指数は昨年9月8日以来の安 値に下落し、月間ベースでは11月以来の大幅安となっていた。通貨 レアルは0.2%高の1ドル=1.6644レアル。

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