米アフラックの10-12月:74%増益-円高と投資損失縮小で

補完医療保険最大手の米アフラッ クの2010年10-12月(第4四半期)決算は、前年同期比74%増益 となった。円高が日本事業の収入を押し上げたことや、投資損失の縮 小が寄与した。

アフラックの1日の発表資料によると、純利益は4億3700万ド ル(約355億円)となり、前年同期の2億5100万ドルから増えた。 1株当たりでも92セントと、前年同期の53セントを上回った。一 部投資損益を除いた営業利益は1株当たり1.33ドルと、ブルームバ ーグが集計したアナリスト19人の予想平均1.35ドルを下回った。 実現投資損失は前年同期の3億700万ドルから1億9100万ドルに縮 小した。

円の対ドル相場は10年12月末時点で1ドル=81円12銭。09 年末は同93円03銭だった。収入の多くを日本事業から得ているア フラックは過去1年に「A」格付け社債を最大10億ドル購入した。

FBRキャピタル・マーケッツのアナリスト、ランディ・ビナー 氏は決算発表前に、A格付け社債について「これらはより保守的な投 資だ」とした上で、「アフラックは日本で多くの円を獲得しており、 資産と負債のバランスについてはより詳細に見る必要がある」と指摘 した。同氏は1月13日のリポートで、アフラックの投資判断を「ア ウトパフォーム」に引き上げた。

1日の米株式市場でアフラック株は95セント高の58.53ドルで 引けた。過去1年間では19%上げている。決算は通常取引終了後に 発表された。

同社によると、昨年第4四半期は円高によって1株当たりの営業 利益が6セント増加。日本での保険の新規販売は6.5%増加し371億 円となった。

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