NY金:反発、インフレ観測でヘッジ買い-1オンス=1340.20ドル

ニューヨーク金先物相場は反発。 インフレ加速を警戒し、ヘッジとしての金買いが活発化するとの思惑 が背景にある。前月は月間ベースで昨年7月以降で初のマイナスとな っていた。

前日の商品市場では原油価格が2年ぶり高値を付けた。欧州連合 (EU)統計局(ユーロスタット)が同日発表した1月のユーロ圏消 費者物価指数(速報値)は前年同月比2.4%上昇。エコノミストの予 想を上回る上昇となった。インフレ加速は韓国やインドネシアでも明 らかになった。前月の金相場は6.1%の値下がり。昨年は30%値上が りし、12月には過去最高値を記録していた。

ユーロ・パシフィック・キャピタル(ニューヨーク)のシニアエ ノミスト、マイケル・ペント氏は、「インフレの波は世界中に広がり、 やがては各国の海岸に押し寄せる」と語る。「ポートフォリオに金な どの価値保存手段を加えるとの決定は必至だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 4月限は前日比5.80ドル(0.4%)高の1オンス=1340.20ドルで 終了した。過去最高値は昨年12月7日に記録した1432.50ドル。

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