NY原油先物(1日):反落、エジプト絡みの供給リスクが低下

ニューヨーク原油先物相場は反落。 エジプト騒乱がスエズ運河を経由する原油供給の障害につながるとの 懸念が和らぎ、前日の2年ぶり高値から下げた。北海ブレント原油は 前日に続いて1バレル当たり100ドルを上回った。

1日当たり220万バレルの原油が輸送されるスエズ運河の当局者 らは、通常通り船舶の運航が続いていると述べた。石油輸出国機構 (OPEC)のバドリ事務局長は前日、政情不安が輸送に影響を及ぼ した場合は増産で対応する意向を示していた。

BNPパリバ・コモディティ・フューチャーズのブローカー、ト ム・ベンツ氏(ニューヨーク在勤)は、「エジプト騒乱はこれまでの ところ、原油動向に一切影響していない。障害が生じた場合はOPE Cが補う意向を示している」と指摘。「前日までの2営業日で力強く 上げてきた。今は一服時だ。プレミアムはやや縮小しつつある」と述 べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比1.42ドル(1.54%)安の1バレル=90.77ドルで終了。前日は 2008年10月3日以来の高値となる92.19ドルだった。過去1年間 では22%値上がりしている。

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