アイルランド総選挙、2月25日に実施-政権交代の公算大

【記者:Colm Heatley】

2月1日(ブルームバーグ):アイルランドのカウエン首相は総選 挙の日程を、先月の発表より2週間早い2月25日とすることを決めた。 議会が現政権の退陣を早めるため予算案可決を急いだことが背景。

調査会社レッドCが1月下旬に実施した世論調査によると、与党 共和党の支持率は16%。2007年の総選挙では得票率が42%だった。 先月時点の支持率で、最大野党の統一アイルランド党のリードは17 ポイントだった。

総選挙の結果、少数与党の共和党政権に代わり統一アイルランド 党と労働党の連立政権が誕生する可能性が高い。政府は銀行業界の崩 壊を回避するため国際支援の要請を余儀なくされた。エンダ・ケニー 党首率いる統一アイルランド党は、国際支援融資の金利を引き下げ、 債券保有者にも銀行救済コストを負担させたい考えだ。アイルランド は過去最悪のリセッション(景気後退)からの脱却で苦戦している。

ブロクサム・ストックブローカーズ(ダブリン)のチーフエコノ ミスト、アラン・マッケード氏は「今回の総選挙の争点は経済になる だろう」と述べ、「共和党にとっては過去最悪の選挙になりそうだ」と 指摘した。

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