ユーロ圏:昨年12月の失業率、10.0%-約12年半で最悪付近

ユーロ圏では12月の失業率が、約 12年半で最悪の水準近くにとどまった。域内の財政危機が雇用に関す る企業の慎重姿勢を促した。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が1日発表した昨年 12月のユーロ圏の失業率(季節調整済み)は10.0%と、11月から横 ばい。10月は10.1%と1998年7月以来の高水準だった。

政府が歳出削減を進めるスペインやアイルランドの企業は雇用拡 大に慎重だった。一方、景気好調のドイツでは今年1月の失業者数が 約18年ぶりの低水準となった。

昨年12月のユーロ圏失業者数は約1580万人。前月から7万3000 人減少した。11月の失業率は当初発表の10.1%から引き下げられ、10 月は10.0%から引き上げられた。

EU加盟27カ国全体の12月失業率は9.6%。8カ国で前年同月 比低下、18カ国で上昇。英国は変わらずだった。

スペインが20.2%とユーロ圏で最悪。アイルランドは13.8%だっ た。オランダは4.3%と最も低い。

ドイツ連邦雇用庁が同日発表した今年1月の独失業率は7.4%と、 前月の7.5%から低下した。

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