商品相場:2000年3月以降で最長の上昇-月間ベース、供給懸念で

商品相場は月間ベースで5カ月連 続で上昇し、2000年3月以降で最長の上昇相場となった。世界の景気 回復に伴う需要拡大に農業生産者や鉱山会社が追い付くのが困難な状況 となっていることが背景にある。

アフリカで食料高騰に関連する暴動が相次ぐなか、小麦相場は1月 としては過去18年で最大の上昇率を示した。原油相場は31日、2年 ぶりの高値を付けた。綿花と銅は今月、過去最高値を更新、豚赤身肉も 24年ぶりの高値に達した。天候不順で世界の穀物生産が減少する一方、 欧米諸国は景気てこ入れのため借り入れコストを低水準で維持してい る。

TEAMファイナンシャル・アセット・マネジメント(ペンシルベ ニア州)で1億8500万ドル相当の運用を手掛けるジェームズ・デイリ ー氏は「需要の伸びが加速する一方、供給は引き続き逼迫(ひっぱく) している」と指摘。「金融政策の現状も火に油を注いでいるようだ」と の見方を示した。

商品19銘柄で構成するトムソン・ロイター・ジェフリーズCRB 指数の31日終値は前週末比5.98ポイント(1.8%)上昇し341.42。 一時は342.03と、08年10月2日以来の高水準に達した。1月は

2.6%、昨年8月31日以降では29%上昇している。

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