栗田工株が急落し年初来安値、水処理装置の受注低迷で一転減益予想に

水処理装置事業が主力の栗田工業の 株価が一時、前日比6%安の2410円と大幅続落し、年初来安値を更新 した。電子産業の生産調整などを背景に主力の水処理装置の受注が低迷 し、31日付で今期(2011年3月期)業績予想を減額修正したため、業 績不安が高まった。

新しい連結純利益予想は165億円。従来は0.1%の微増益を見込ん でいたが、4.6%の減益見通しとなった。顧客先企業の設備投資が想定 より遅れているとして、売上高予想を1950億円から1850億円に5.1% 下方修正している。

同社広報担当の星野清氏によると、ボイラ薬品などの水処理薬品の 受注は計画通り推移しているが、「電子産業向け、一般産業向けの水処 理装置の受注が想定を下回った」という。海外向けの超純水製造装置は 順調に伸び、超純水供給事業も計画並みとしている。

10年4-12月の受注高は、水処理薬品が前年同期比7.6%増の425 億円、水処理装置が同2.3%減の835億円だった。

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